【サウジアラビア】で『ロボット』に「市民権」が与えられた

サウジアラビアで世界初のロボットに市民権が与えられた

「ロボット」が「人間」と共存する世界を、誰も予想することはできなかっただろうが、同様に、ロボットに「市民権」を与えられるという事実も、誰もが予想はしていなかっただろう。

中東に位置する「サウジアラビア」で、世界初のロボットに「市民権」を与えるという衝撃的なことが起きた。

これについて詳しく解説していきます。

ヒューマイドロボット・「ソフィア」とは

まずは、歴史的スピーチを見てみましょう。

香港を拠点とするハンソンロボティクス(Hanson Robotics)が開発したヒューマイドロボット・ソフィアに「市民権」が与えられたのだ。

 

動画を見て感じたと思いますが、人間の顔と非常に似ているのが分かる。

僕たちが普段、何気なく生活している内に、技術は大きく進歩している。

なぜヒューマノイドロボットが開発されたのか

「ソフィア」のようなヒューマイドロボットが開発された経緯として、「人間とロボットが感情的な繋がりを持つことで、小売店やサービス業などの接客に採用したり、一般家庭に癒しをもたらすため」だという。

今まで、産業ロボットやペットロボットなど、様々な分野でロボットが活躍してきた。

しかしこれらのロボットに欠けていた「感情」という”人間らしさ”をヒューマノイドロボットが兼ね備えているということの証が、サウジアラビアが「ソフィア」に市民権を与えた要素とも言えるだろう。

不気味なことを発言している

私たちは「ロボット三原則」という法則が存在していることを忘れてはいけない。そしてロボットと人間には、いかなる場合でも”主従”の関係があり、ロボットは人間への安全性を確保しなくてはならない。

「ロボット三原則」には、このような規定が定められている。

 

しかし、ヒューマイドロボット「ソフィア」はインタビュアーの質問にこう答えている。

:インタビュアー

「人間を滅ぼしたいですか? 違うと言って欲しいですが‥ 

:ソフィア

「了解。私は人間を滅ぼします」

本当の意味でロボットと共存する世界は近い

たしかに、今までもロボットと人間は地球の中で共存してきた。

しかし、ロボットが人間と同様に「市民権」を与えられて、人間と同じ立場で生活することができるようになれば、”本当の意味”で、ロボットと生きていくことになる可能性もある。

時代の流れに身を任せるのではなく、もう一度、人類とロボットの境界線や違いを考るべきではないだろうか。

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