中国で嫁型ロボットが開発された
嫁型ロボットの開発の経緯
中国では、未婚男性が増えており、2015年末の時点で男性人口が3388万人多いということが明らかとなりました。
そこにビジネスチャンスがあると見込んで、嫁型ロボットの開発に至りました。
男性が嫁に求めていることは、料理や洗濯をして貰う事。それ以外では話を聞いて貰う事や、誕生日や記念日を祝って貰うこと、つまり身の回りの世話や精神的なフォローまでして貰うことを望んでいます。
最近男性も料理をする人が増えつつありますが、やはり料理や家事は他人にやってもらいたい。それはいつの時代も変わりはありません。
中国が抱える嫁不足問題
中国の人口比率で言えば、男性の方が女性の人口よりも12パーセントも多いというデー タもあります。
そのため男性達は、中国以外の場所に嫁を求めお見合いツアーに出掛けるほど、嫁が不足しているのです。 特に同じアジア圏のベトナムやカンボジアなどの、自分達より貧困でお金に執着しない素朴な女性を求めているようです。
なぜ、中国国内で嫁探しをしないのかと言えば、一般的に中国人の女性はお金に対する執着が強く、農村部の男性の収入とは釣り合わないので結婚に至ることが難しくなるためです。
お見合いツアーもある
このお見合いツアーは花嫁仲介ビジネスと呼ばれ、ツアー料金は33万円程で「3ヶ月以内に結婚できる」などの様々なうたい文句で、中国人独身男性をつり上げてツアー参加者を募っています。
結婚した場合でも、1年以内に逃げられたらもう一人紹介するなどのオプションがついているお見合いツアーもあるようで、嫁が見つけられるとあって大盛況だといいます。
嫁型ロボットが出来る事
現時点では家事を熟すことが出来るし、簡単な日常会話をすることが出来ると言われてい ます。
嫁型ロボットが出来ない事
現時点では家事と簡単な会話を熟すこと以外は特に出来る事はありません。
また、AI(人工知能)が搭載されているので、ディープラーニングによって作業範囲が拡大することが期待される他、嫁型ロボットを購入した人の人間性を理解すると、会話をもっと楽しむことが出来るようになることが期待されています。
今後の活用性
ユーザーの求めによってカスタマイズも可能なため、事前にこの嫁型ロボットをこうして欲しいという意思を伝えておけば自分好みの嫁ロボットを手に入れることが出来ます。
嫁型ロボットの開発費
今回中国で発表された嫁型ロボットの開発費については、正式には触れられていませんが、 他のロボット開発にかかる費用は大体、アプリ開発やハードウエア開発も合せると何十億円もの開発費が掛ると言われています。
恐らく嫁型ロボットも10億円から20億円位の費用は投じていると考えられます。
因みに嫁型ロボットの一体の値段は、36万円で販売されており、体温も人間と同じように管理され、ぬくもりを感じることが出来るという日もそう遠くないと考えられ、嫁型ロボッ トが中国を席巻する日も近いと考えます。