世界のインターネット普及率はどれくらいか

世界中はもう完全に情報社会、いまやスマートフォンによっていつでもどこでもインターネットに接続することができる時代です。では、実際に世界でインターネットがどこまで普及しているのでしょうか?

世界のインターネット普及率は、48.6%

ITU(International Telecommunication Union)が出している2017年のデータによると、世界合計で、インターネット普及率は、48.6%と、およそ世界中の半数の人間にインターネットが普及しています。

なお、この調査は過去 3 カ月以内に、パソコンやスマートフォンなどの手段を問わずに、一度でもインターネットに触れたことがある人を対象に調査されました。

現在、世界の総人口は、およそ74億人であることから、その半数である、37億人が生活の中にインターネットが普及していることになります。

また、国別でみると1位はおよそ99.0%で、南大西洋上にあるイギリス領のフォークランド諸島となっており、対して、ランキング下位の208 位は、1.3%でアフリカ北東部のエリトリアという国がランクインしています。

また、このランキングには掲載されていないものの、別のランキングでは、北朝鮮が1.00%を下回る数字を記録しており、上位と下位には大きなインターネット普及率の格差があることもわかります。

しかし、下位の普及傾向は比較的一部の国にとどまっており、発展途上国でもランキン グの上位に食い込む国があるなど、一世代前の、発展途上国と先進国という二分的格差構造は見られなくなっています。

このランキングにおいて、日本は 25 位にランクインし、その数字は 90.9%と、日本 の全人口の 9 割にインターネットが普及している形となりました。

世界のインターネット普及が2025年には、55億人に

また、総務省が 2014 年に出しているデータによると、世界のインターネット人口の増加率は、年間で 12.4%という数字となっています。総務省のデータ上で、2014 年のインターネット人口が29.2億人であることを踏まえて、2025年の世界におけるインターネット人口を計算すると、2025 年の世界におけるインターネット人口は、およそ55億人に達すると予想されています。

そして、世界総人口もおよそ81億人になるというデータもあることから、世界におけるインターネット普及率を合わせて計算すると、およそ 67.9%となり、あと 10 年足らずで18%ほど上昇する計算となります。

発展途上国によるインターネット普及率上昇の大きさ

特に、この普及率の上昇に大きく貢献しているのが発展途上国の普及率上昇の大きさです。2000年時点では、先進国と発展途上国の普及率の格差は大きかったですが、 2012年現在では、多くの発展途上国が先進国と同じ水準まで増加しています。

今後も、発展途上国や中低所得者を中心にインターネット普及率は伸び続けると見られています。

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