【人間】が提供できて「ロボット」ができない、たった3つのこと

人間ができてロボットが提供できない3つのこと

最近では「ロボットによって人間の仕事が奪われる」という言葉をニュースや記事などで何度も見たり聞いたりしているだろう。確かに、そのような時代が来る確率は高い。遅かれ早かれ、合理的な方向に世の中が動いていくことを考えれば、致し方ないこと。

しかしロボットの普及によってすべての職業が無くなる訳でなく、生き残る職業や、更に需要が高まる職業もあるだろう。

それはロボットにできないこと、つまり「人間でしか提供できないもの」になります。

この記事では、人間が提供できて、ロボットができない3つのことを紹介していきます。

1:デザイン

abstract-2468874_1280

 

1811年にイギリスで産業革命が起こった時に、「機械壊し運動」が勃発しました。それは、ロボットなどの「機械」によって人間の仕事を奪われたことに対しての市民の反発です。

このような事実が過去にあると、多くの人はネガティブな発想を持つようになりますが、実際は新しい職業も同時に生まれました。それが「デザイナー」になります。

この「デザイナー」という職業は、「機械壊し運動」が起こった後に、新しく生まれた職業と言われていますが、依然として人間が目を引く広告だったり、絵だったりは未だロボットに代替することは不可能であり、その分野においはこれからもロボットが人間よりも上回ります。

仮にロボットもできるようになっても、時間がかかったり、不可能という結論に至ることもあり得るでしょう。

そのため、「作家」や「デザイナー」などの職業はロボットではなかなか代替できないことなので、これからも需要はあります。

2:感情

cap-2923682_1280

 

AIによって構成されているロボットは、人間が取り込んだプログラムのビックデータによって動いています。そのため、データには取り込むことのできない「感情」は、頭の良いロボットでも提供できない要素の一つでしょう。

今では、ペットロボット(【ペットロボット】が持つメリット・デメリット)や嫁型ロボット(中国で嫁型ロボットが開発された)、コミュニケーションロボット(【コニュニケーションロボット】を導入するメリットとは)など、様々な種類のロボットが開発されていますが、これらに通ずることは人間の動きができても「感情」は提供できないということです。

そのため、”おもてなし”を重要とする「バー」や「飲食店」などのサービス業は生き残っていき、需要は変わらず高いでしょう。

3:状況判断

lawyer-3819044_1280

 

人間はその状況に合った行動をすることができる上、何かしようとした時にできるかどうかを判断します。しかしロボットはその状況判断をするができません。先程も言った通り、人間が提供したプログラムをAIに取り込み、それでロボットが作動するので、取り組まれたプログラム以外のことは基本的にできません。

例えば、誰かが倒れたとしても、それが睡眠とロボットが判断すれば緊急時に最適な対応ができないということもあります。この状況判断ができるのは人間の最大の特徴であり、これがロボットと人間の境界線でしょう。

Follow me!

コメントを残す