【種類別】ロボットの「特徴」と、それを導入する「メリット」を完全網羅!
【種類別】ロボットの「特徴」と導入するメリットを完全網羅!
ロボットは今までも、そしてこれからも私たちの生活を豊かにしてくれる存在です。
しかし「AI」や「ロボット」と聞いても、イメージの湧かない方や企業も多く、まずどんな種類のロボットや、そのロボットは何ができて、どんなメリットがあるのかなどが全然分からない、なんて声もあるはず。
この記事ではロボット「特徴」と「メリット」を種類別にご紹介していきます。
ロボットを導入して生産性を上げたいと思っている企業や、生活する上で不便なことをロボットに代行してもらいたいなどの願望がある方は、ぜひ参考にしてみてください!
1:産業用ロボット
「産業用ロボット」を使用している企業も年々増えてきて、数年後にはこのロボットを使用しているのが当たり前のものになると予想されるくらいです。実験的に使用している企業も増えていて、様子を見ながら産業用ロボットを導入する傾向もあります。
まずは産業用ロボットをレンタル(【ロボット】を『レンタル』するメリットとデメリット)したりして、マッチできるかどうかを判断するのも良いでしょう。
「産業用ロボット」を導入するメリット
- ミスが少ない
- 人件費の削減になる
- 労働時間に縛られない
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2:パラレルリンクロボット
産業用ロボットと用途は似ている所がありますが、「パラレルリンクロボット」の特徴として「可動範囲は狭い反面、非常に素早く動ける」ということがあります。
産業用ロボットは、管理するのが大変であったり、管理コストが高かったり、何かと使うのにも手間が掛かっていまいますが、反対に「パラレルリンクロボット」は構造がシンプルであるため、管理が比較的容易というメリットがあります。
「パラレルリンクロボット」を導入するメリット
- 産業用ロボットに比べて管理が容易
- 正確性とスピードに長けている
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3:婚活ロボット
「婚活ロボット」という存在を知らなかった人も多いはずです。筆者の僕も調べるまで婚活ロボットの存在を知りませんでした。この「婚活ロボット」は、異性とコミュニケーションがなかなか上手く取れない人向けに開発された婚活ロボットですが、日本が世界初、婚活パーティーでロボットが使用されました。
事前に質問と回答をシステムに取り込んで、ロボット同士で会話を成立させることができます。これは意外な使用法ですが、事後アンケートでは評判が良かったそうで、今後も継続して行われていくと言われています。
「婚活ロボット」を導入するメリット
- 異性とのコミュニケーションを代行してくれる
- 緊張感を和らげてくれる
- 質問を考える必要がない
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4:調理ロボット
数年前から調理ロボットが中国のレストランなどで活用されていることは有名な話です。レストランの調理場では、人間ではなく、ロボットが料理している場所もあるということです。近年、イギリスでは従来の「調理ロボット」に、掃除の機能も付与された「完全調理ロボット」が開発されました。
これも料理するのが苦手な方や、なるべく料理に時間をかけたくない方におすすめのロボットですが、割と費用がするので、価格が下がるまで様子を見るのが良いでしょう。
「調理ロボット」を導入するメリット
- 高性能である
- 意外と安価
- 調理から掃除までを代行してくれる
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5:育児ロボット
「育児ロボット」は親が共働きで忙しい人や、育児に時間を費やせない人が上手く活用することができれば、頼りになるロボットになります。また、幼少期から育児ロボットと一緒に過ごすことで、最先端技術に触れることができます。AI時代に生きる私たちだからこそ、育児の仕方にも変化が現れるでしょう。
子供に携帯を持たせるのが怖いけど、様々な知識を付けさせたいと思っている方におすすめです。
「育児ロボット」を導入するメリット
- 子供に寂しい思いをさせなくて済む
- 最先端技術に触れられる
- 分からないことを質問できる
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6:介護ロボット
日本では「子供の人数が減り、高齢者の数が増える」という現象、つまり少子高齢化が問題視されています。そんな中、その問題を解消するであろうロボットが「介護ロボット」になります。ホームヘルパーや介護サービスの人材難が嘆かれている中で、介護ロボットが世の中に普及していけば、社会問題を解決することができます。
この画期的なロボットもまだ普及の見通しはなく、開発段階ですが、これから間違いなく必要になってくるロボットであり、需要は更に高まっていくに違いはありません。
「介護ロボット」を導入するメリット
- プライバシーを守れる
- 気軽に頼れる
- コスト削減
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7:ペットロボット
寄り添ってくれる存在が欲しいけど、喋りかけられるのが面倒くさいと思う方や、ペットは欲しいけど散歩をさせるのが面倒くさいと思う方には「ペットロボット」をおすすめします。さらに、ペットロボットであれば、自分が旅行に行く時にも心配をする必要もなければ、糞をすることもありません。
しかし、やはりロボットという事実は変えられないので、生き物としてのペットが好きな人には向いていないのも確かなことです。
「ペットロボット」を導入するメリット
- 用事に左右されない
- 散歩をする必要がない
- 糞をしない
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8:コミュニケーションロボット
コミュニケーションロボットの用途は、他のロボットよりも多いです。例えば、一人暮らしが寂しい人や人手の足りていない老人ホーム、そしてうつ病などで人に会いたくない人、などなど例を挙げればいくつも出てきます。
ネット社会が引き起こす「引きこもり」で、人間とのコミュニケーションに苦手意識を持っている方にも、最初のコミュニケーションの練習段階では利用することもできますし、本当に様々なことに使うことができます。
これから需要が高まっていくだろう「コミュニケーションロボット」ですが、依然としてまだ世の中に出回っているのは極少数なので、これからの動向に目が離せません。
「コミュニケーションロボット」を導入するメリット
- 認知症を予防できる
- 娯楽を提供できる
- 緊急時に対応が可能
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10:掃除機ロボット
「掃除するのが大変」という方には非常に役に立つ掃除機ロボットになります。日々の生活が忙しくて、どうしても掃除に費やす時間と労力がないという方におすすめです。更に、掃除機ロボットは「騒音」問題の解決にも繋がり、従来の掃除機よりも騒音がないことでも有名です。総じて評価が高いのが、掃除機ロボットの特徴にもなります。
しかし「障害物に上手く対応できない」というデメリットも抱えているので、買う前に既に持っている人にレビューを聞いたり、YouTube動画などでチェックしてみるのも良いでょう。
「掃除機ロボット」を導入するメリット
- 掃除を代行してくれる
- 騒音問題を解決できる
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11:嫁型ロボット
もう自分の嫁は人間じゃなくても普通の世界になるのだろうか。中国で問題視されている嫁不足を解消するために「嫁型ロボット」が開発されています。
中国で、嫁不足は深刻化しており、「お見合いツアー」が大人気だそうです。そんな中国の現状にビジネスチャンスを感じた企業が「嫁型ロボット」を開発していますが、事実として開発コストが膨大であり、値段が非常に高いので、これからコストが下がっていくのを待つのが良いでしょう。
「嫁型ロボット」を導入するメリット
- 一部の家事を代行してくれる
- 話し相手になる
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全11種類「ロボット」のまとめ
これまでは一般的に「人間の手」で作業をするのが当たり前で、ある程度、情報の早い企業や大企業などがAI導入を試みてきましたが、これからはAI化に更に拍車が掛かってくるでしょう。
ぜひ、この記事を参考にして、ロボット各種類の特徴や使用法を把握してながら、まずは実験的にでも取り入れてみていただければ幸いです。
安定するのにある程度の時間とコストが掛かってしまうかもしれませんが、効率性や長いスパンで事業を展開することを考えれば、生産性が上がる企業も増えていくでしょう。