プログラミング言語「R」でできること

プログラミング言語「R」でできること

近年、統計解析、データサイエンスという言葉がちょっとしたブームになっていますね。21世紀に最もセクシーな職業となるのはデータサイエンティストだという声まであります。

そんな中、プログラミング言語「R」は統計解析に特化した言語ということもあり、今注目を浴びています。書店で見かけることも多くなりましたね。諸説ありますが、「R」はその創設者であるRoss IhakaとRobert Clifford Gentlemanの頭文字から来ていると言われています。

では、実際に「R」という言語を使用するとどんなことができるでしょうか。

「R」でできること

ここでは、いくつかのプログラミング言語「R」でできることをご紹介していきます!

1:統計解析

「R」でできること、それは何より統計解析につきます。視覚化する際にも「R」は便利ですし、様々な統計手法のパッケージが揃っています。

2:対話形式

「R」は対話的に実行できます。

3:日本語対応

関数名・変数名・コメントなどで日本語に対応しているので、日本人にも敷居が低いです。

EXCELとの違い

ここまで、R言語が統計解析に向いていると説明しましたが、ここでEXCELとの違いに疑問を感じた方もいると思います。そこで、二つの相違点について説明します。

1:EXCELはあらかじめインストールされている

EXCELの場合、パソコンに予めインストールされていることが多いです。それゆえ、EXCELをいじったことがある人はいても、Rとなると急に少なくなりますよね。

2:EXCELは幅広い人が使用しやすい

EXCELはOL、主婦、学生など幅広い人々が使用できるようにされています。一方で、Rはビジネスパーソンが使用するものになっています。

3:R言語は状況がつかみやすい

他の人がEXCELを使い分析した場合、何をしようとしていたか把握するのは難しいです。しかし、R言語を使用する場合はそのコードを見ていくことによって、おおよその見当をつけることができます。

プログラミング言語「Python」との違い

データサイエンスといえば、最近はプログラミング言語「Python」と結びつけられることが多いです。

では両者は何が異なるのでしょうか?

1:Pythonは汎用性がある

プログラミング言語「Python」の方が汎用性を持っており、Webアプリケーションを作ることも当然できます。一方で、R言語は統計分析に特化したものなので、目的が限られてしまいます。

2:R言語はインストールすればすぐに使用できる

ただし、R言語にもメリットがあります。プログラミングを行なったことがある人なら、わかると思いますが、大半のプログラミング言語はインストールしてから初期設定するまでも一苦労です。

その点、R言語だとインストールすればすぐに使用をできるので大変便利です。

 

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まとめ

Rは統計解析に適した言語ですので、今はやりのデータサイエンスに欠かせない存在です。一方で、Rができないことを同じくデータサイエンスに適したPythonならできるという場合もあります。

しかし、統計分析に徹するのであればR言語の方がわかりやすい場合が多いので、まず自分が何を目的にプログラミングを始めるか今一度整理しておきましょう。

 

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