【種類別】各「プログラミング言語」の”特徴”と”できること”とは
【種類別】各プログラミング言語の”特徴”と”できること”
あなたは「プログラミング」と聞いて、何を想像するでしょうか?
私たちが普段、何気なく使っている携帯のアプリケーションや、ゲーム、そしてWebサイトなど、これらは全てプログラミン言語で開発をしています。
今まで数多くのプログラミング言語が開発されてきましたが、ネット社会が進む現代で、これからもプログラミング言語が開発されていくでしょう。
今回の記事では、プログラミング言語を種類別で特徴やその言語でできることを、言語別で解説していきます。
その前に、「プログラミングで何ができるの?」と疑問に思っている方は、この(プログラミンでできる5つのこと)記事を一度、ご覧になってからこの記事に戻ってきて自分が学習するのを決めてもOKです!
1: Javascript
この「Javascript」は初心者にもおすすめできる言語の一つで、プログラマーと呼ばれる人であれば基本的なプログラミング言語になります。
後で説明する、マークアップ言語(HTML・CSS)を装飾するための言語でもあり、Web系エンジニアにも必須の言語です。「何から学んだら良いか分からない」という初心者は、「Javascript」から学ぶのも良いでしょう。
また、多くの言語は「Javascript」と比較することが多いので、この言語をまず知っておくと他の言語も理解しやすいものとなります。
Javascriptの特徴
- オブジェクト指向がある
- フィールドが広い
- 初心者に超おすすめ
でできること
- 銀行の基幹システム
- Webサイトコーティング
- 「Android」アプリケーション
■Javascriptについて詳しく知りたい方■
2: Ruby
日本発祥のプログラミング言語「Ruby」の知名度は高いものがあります。
Webアプリの開発に非常に向いているプログラミング言語「Ruby」は、プログラミング初心者でも比較的簡単に取得することができて、構造が見やすいものとなっています。
「Ruby」を語る上で忘れてはいけないのが、「Ruby On Rails」の存在です。この「Ruby on Rails」は、「Ruby」のフレームワークであり、略称ではないことに注意しましょう。
Rubyの特徴
- フレームワークが「Ruby on Rails」
- 日本発祥の言語
- シンプルな構造
Rubyでできること
- Webアプリ開発
- 機械学習
- スクレイピング
- API
■Rubyについて詳しく知りたい方■
3: Go
2009年に、初めてリリースされた言語「Go」は、当初、LinuxやMacbookのみ稼働させることができました。しかし、現在は、Windowsでも動かすことができるようになったため、多くのOSで親しまれるようになりました。
私たちが普段使っている「iPhone」や「YouTube」などのバックグラウンドでも、この「Go」という言語が使われていて、この言語が存在しなければ、私たちの生活も大きく変わっていたでしょう。
まだまだ知名度もどこまで高くはない言語ですが、間違いなく私たちの日常生活に大きく関わっている重宝されるべき言語です。
Goの特徴
- エラーの原因が分かりやすい
- 使えるオペレーティングシステムが増えた
- プログラミング言語を書く方法が簡単
でできること
- Webサーバーの構築
- アプリケーション開発
■Goについて詳しく知りたい方■
4: Swift
引用:ニーズ急上昇のプログラミング言語は「Swift」、年収1位の「Python」は10位に
世界でも大人気のapple商品は、この「Swift」という言語によって開発されています。
「swift」は、「Javascript」や「Python」よりも知名度的には劣る部分がありますが、エンジニア界隈の中では、この言語を知らないと仕事にならない程の言語です。
2010年に、apple社で開発されたのが「Swift」という言語で、プレスリリースされたのは、その4年後の2014年であるため、かなりの時間を要しました。
Swiftの特徴
- 基本的にはMacbookのための言語
- 4大要素(早い・安全・インタラクティブ・読みやすい)
- 最新バージョンは4.2
でできること
- iPhoneなどのアプリ開発
- Webサーバー作成
■Swiftについて詳しく知りたい方■
5: Python
多くのプログラミング言語の中でも「Python」は非常に人気の言語の一つです。
この言語は手数が少ないことでも有名で、初心者でも比較的、取り組みやすいのが特徴的で、年後には「AI(人工知能)が人間の仕事を奪う」と言われていますが、このAIに使われている言語が「Python」になります。
この言語を用いて、これまで手動で動かしていたものを完全に自動化することができるのです。
Pythonの特徴
- 比較的簡単
- 人気のある言語
- 勉強もしやすい
でできること
- ゲーム開発
- 画像処理や収集・編集
- データの分析
■Pythonについて詳しく知りたい方■
6: PHP
会社のHPや個人ブログなどで、Wordpressを使っている人も多い中で、「PHP」はWordpressのようなWebサイトをカスタマイズする上で必須の言語になります。
「PHP」を使いこなすことができれば、自分の好きなデザインにしたり、ECサイトも立ち上げることができます。しかしその反面、セキュリティ面では少し不安要素があるのは注意が必要です。
依然として初心者にもわかりやすい言語となっているので、Wordpressを使っている人などであれば、知っておいて損はないです。
PHPの特徴
- 初心者でも学習しやすい
- これからも需要がある
- セキュリティが弱い
でできること
- ブログのカスタマイズ
- ECサイトの開発
■PHPについて詳しく知りたい方■
7: C言語 (C++)
割と古くから存在する「C/C++」は、C言語の上位互換であり、C言語にオブジェクト指向が付与されたものになります。オブジェクト指向が追加されたことで複雑な処理ができるようになりました。
また、アプリやゲームの開発をする上で便利な言語なので、最終的にアプリやゲームを開発したい人向けの言語です。しかし初心者は難しいと感じることもあると予想するので、まずは他の言語から学習してから取得することをおすすめします。
C++の特徴
- C言語よりも煩雑な処理をできる
- 歴史のある言語
でできること
- OS開発
- ゲーム開発
- アプリ開発
- 組込み系ソフトウェアの作成
■C++について詳しく知りたい方■
8: C#
C#はマイクロソフト社によって、2000年に開発されました。
2000年に開発された、比較的新しい言語「C#」は、アメリカの超有名企業「マイクロソフト」によって開発されました。そのため、マイクロソフト社が開発した「Windows」に適した言語となります。
「iOSアプリ」の多くは基本的に「Swift」で書かれていますが、Xamarinを使うことによって、C#でも対応ができるので、使い勝手の良い言語です。
C#の特徴
- 幅広いアプリが開発可能
- 各言語の良いポイントを抑えている
- OS開発には適していない
でできること
- ゲーム開発
- Windowsアプリケーションの開発
- Webアプリ、スマホアプリの開発
■C#について詳しく知りたい方■
9: Scala
「Scala」というプログラミング言語を初めて聞いた人も少なくないと思いますが、この「Scala」は「Javascript」の後継と思ってもらっても良いでしょう。
そして、この「Scala」の最大の特徴として、「オブジェクト指向言語」と「関数型言語」を統合したマルチパラダイムのプログラミング言語だということです。
「Scala」という真苗の由来は「scalable」からきており、このマルチパラダイムを象徴しています。
scalaの特徴
- マルチパラダイムの言語
- コンパイル時間が遅い
- Javascriptの後継
でできること
- Javaに環境が利用できる
- 最新技術にマッチした言語設定
■Scalaについて詳しく知りたい方■
10: Kotlin
最近、Googleが採用したことをきっかけに、人気が急上昇しているプログラミング言語「Kotlin」は、Androidアプリの開発言語としても有名です。そして、この言語は「Javascript」と相互作用していて、Javaとの相性が非常に良いことでも知られています。
最近、出始めたばかりの言語ですが、これから更に人気の言語になっていくであろう言語の一つです。
Kotlinの特徴
- Javascriptと相互運用可能
- Android開発が便利
- 需要がある
でできること
- Webシステム
- アプリ開発
■Kotlinについて詳しく知りたい方■
11: R
そんな中、プログラミング言語「R」は統計解析に特化した言語ということもあり、今注目を浴びています。
初心者には聞き覚えのない言語、「R」は統計分析を専門とする言語であり、これからより人気になると言われています。「Python」と用途が被るところもありますが、「Python」はWebアプリを開発できるのに対して、「R」は統計分析に特化しているので、凡庸性は比較的に低いことがデメリットになります。
Rの特徴
- データサイエンスに特化している
- 拡張機能が豊富
でできること
- 統計分析
- 対話形式
■Rについて詳しく知りたい方■
12: VisualBasic.NET
この「VisualBasic.NET」もまた、アメリカの超有名企業「マイクロソフト」がWindowsのアプリケーション開発環境として取り入れられた言語で、別称「VB.NET」とも呼ばれたりします。
一度、「Visual Basic.NET」を取得することができれば、Excelの「マクロ機能(自動化)」を学習する時に苦労せずに取り組むことができるでしょう。
この言語は、初心者には学習しやすいという特徴がありますが、反対に、凡庸性が低いことを注意しましょう。
VisualBasic.NETの特徴
- 価値が他の言語よりも低い
- 凡庸性が低い
- 比較的簡単
でできること
- Officeの製品のカスタムアドイン
- Windowsアプリ
- Webアプリ
■VisualBasic.NETについて詳しく知りたい方■
HTMLとCSSはマークアップ言語
プログラミングをこれから学習しようとしている方は、「HTML」と「CSS」をプログラミング言語と勘違いしている人もいますが、厳密に言うとこれらは「マークアップ言語」と言われます。
これらのマークアップ言語は、本やサービス、塾などで簡単に習うことができるので、興味にある方は下の記事でイメージを掴んでから学習するのも良いでしょう!
イメージとしては「HTML」が顔全体で「CSS」は目や鼻などの顔のパーツ、そして「Javascript」はお化粧です。
「HTML」→「CSS」→「Javascript」の順で取得していけば、誰でもスキルを増やすことが可能です。ぜひ、この記事を参考して、自分が求めている言語を学習しましょう!
■マークアップ言語(HTML)についての記事■
■マークアップ言語(CSS)についての記事■
まとめ
この記事では「12」種類のプログラミング言語+マークアップ言語の”特徴”と”できること”を解説していきました。自分は何を開発するためにその言語を学ぶのかを一度考えてから、学習したり実践したりすると良いです。
例えばWeb系の言語を学習するなら、HTMLやCSS、Javascript、PHPなど、自分が開発したい分野を決めましょう!
また、プログラミングを勉強したいけど、「何から初めて良いか分からない‥」という方には、(初心者におすすめのプログラミング言語)記事でおすすめしている「Javascript」をまずは取り組むと良いでしょう!
様々な種類の言語があるので、このぜひこの記事を参考にしてみてください!