プログラミング教育の課題と問題点
プログラミング教育の課題と問題点
現在プログラマーは特需と言えます。
そんなブームに乗ってプログラミングを始めた方や始めようと考えている方もいると思います。日本では2020年から小学校でのプログラミング教育が必修化されました。
プログラミングブームとは言え、まだまだこの分野は成長分野です。 塾や参考書などがあるとは言え教育環境がまだ整い切れているとは言い切れません。しかも、小学校で必修化となると教えられる人材がいるのかという問題もあります。
そこで現在のプログラミング教育の課題と問題点を考えてみましょう。
プログラミング教育の課題
プログラミング教育の課題・問題点 ・言語によっては参考書が整っていないことや、高度な言語になるほどスクールの授業料も高い 、そして小学校でプログラミングを教える人材確保や参考書が整っていないなど、様々な問題点があります。
そして、プログラミング言語は新たに開発されたりします。
また、高度やニッチな言語になるほど参考書の数が少なくなります。 人気で需要の高い言語は参考書が整っていますが 初心者には難しく感じるかもしれません。参考書だけど独学は茨の道です。
プログラミング教育の問題点
ここではいくつかの問題点を提起していきます。
授業料が高い
プログラミングスクールなどが数多くあるのですが、授業料が高いのが現状です。
なので、プログラマーを目指しているが独学で挫折したり、スクールに通おうと思ったが、授業料が高すぎて辞めたという人も今後続出するのではないでしょうか。
人材確保
これが一番の課題かもしれません。
必修化ということは全国の小学生が全員プログラミングを授業で学ぶことになります。何百万人といる小学生に教えられる教員の数がいるのでしょうか。 また、教えることができても質の維持も大変になると思われます。
例えば、留学もしたことがなく英語を参考書だけで勉強してきた人に、英語を教わるよりは実際に留学してた人に教わりたいと思うことと同じ現象です。
プログラミングも参考書で勉強できなくないので、実際にコンテンツを作ったことがない参考書で勉強しただけの教員がプログラミングを教えることになるかもしれません。 そうしたら実際にあまり使うことがないスキルを教えてしまうかもしれません。
せっかく必修化されるのに質が保たれないと意味がありません。
しかしこれから更に需要が拡大するであろうプログラミングは、教育に改善の余地があるにしろ注目の分野に違いないでしょう。