ネット社会における購買行動とは

ネット社会で購買行動はどう変わったのか

ネットが普及し、今や生活からネットは切り離せなくなりました。それに伴い、人々の物を買うプロセスもネットの普及前と普及後で変化してきているそうです。そこで今回はネット社会における購買行動について詳しくまとめました。

ネットはどれくらい普及している?

少し古いデータですが、ネットの普及率は2015年で83パーセントとかなり高いです。現在はもっと上がっていると思われます。さらにここ最近で活発になったのはソーシャルメディアの普及。いわゆるSNSというものですね。SNSは主に10~30代を中心に使われています。商品を認知する機会はまだまだテレビが多いのが現状ですが、その一方でニュースサイトや、企業のHP、さらにSNSで知るパターンもかなり増えています。

現代の購買行動とは?

ネット社会になった現代の購買行動を表す言葉としてAISASとSIPSという言葉があります。それぞれについて詳しく解説していきます。

①AISAS

AISASはAttention(注意)、Interest(関心)、Search(検索)、Action(行動)、Share(共有)という5つの単語の頭文字を取っています。これは購買行動の一連の流れを表しています。もう少し具体的に説明すると、サイトやSNSで商品を見つけて、それを欲しいと思い、企業サイトや評判を調べて、実際に購入し、それを自身のSNSで紹介し広めるという流れです。検索や共有はネットのなかった時代ではなかなか出来なかったことなので、この二つは今の時代特有の行動と言えるでしょう。

②SIPS

こちらはソーシャルメディアにフォーカスした購買行動を表す言葉で、Sympathize(共感)、Identify(確認)、Participate(参加)、Share&Spread(共有と拡散)の頭文字を取っています。これはSNSで人が良いと紹介しているものを自分も良いと感じ、その商品について詳しく調べ、購入して良いと思えばさらにそれを自分でも広め、他の人に拡散されていく現象を表しています。

ここで興味深いのが、Participateの部分です。実はここでは自分が買わないという決断をしても他の人にとって有益なものだと判断した場合、購入した時と同じようにその情報を拡散します。SNSならではの現象ですね。

まとめ

現在、ネットは広い範囲で普及しており、それに伴って人々の購買行動も変化してきました。特に特徴的なのは一般の人々も自分が良いと思った商品を共有し、拡散している点です。こうしたことから、現代はいろいろな商品が人々の目に留まりやすくなっているといえるでしょう。

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